通信制高校とは通信による教育を行う過程のことで、学校教育法により、修業年限は3年以上と定められています。通信制は全日制、定時制、通信制の3つある教育課程の1つで、個々に合ったペースで学習し卒業資格を取得することができるため、勤労者や不登校者、中退者、学業不振者に適したスタイルとして注目されています。通信制高校は2学期制を採用している学校が多く、新入生は4月と10月に募集することが多いです。
転入(他の高校に在籍している生徒が入学してくる場合)は随時、編入(すでに他の高校を中途退学した生徒が入学してくること)は新入と合わせて募集している学校が多いです。通信制高校には普通科、専門学科、総合学科などの学科があり、普通化のみの学校、専門学科や総合学科を併置している学校もあります。広域通信制と呼ばれる高校は全国から入学することが可能です。
通信制高校では、1年ごとに与えられた教科・科目を学習し、すべての単位を修得すると次の学年に新旧できるという学年制よりもひとつひとつの科目についての学習成果を評価し、教科書とテキストを使った学習、レポート提出、単位認定試験を受験するという単位制が多いです。学年制では、単位を1つでも落とすと留年となり、その学年の学習をすえてやり直すことになりますが、単位制では、その年に選択した教科・科目が修得できなくても翌年に履修することもできます。個人の進度で学習をすすめていくことが可能なため、最短では3年、在籍期間を活用して10年以上かけて卒業する人もいます。